21世紀を迎え、保険ビッグバン以降、日本の保険業界は急速に変革しています。損害保険損害保険、生命保険という枠にとらわれることなく、生損保会社間の合併・提携が行われ、保険商品はますます多岐にわたり、複雑なものになっています。自由化・規制緩和の進展に伴い、消費者を保護するとともに消費者の自己責任も問われる時代となりました。平成13年4月には、消費者契約法・金融商品販売法が施行され、顧客に対する説明不足によるトラブルも多発しています。代理店が保険契約者に対し直接損害賠償責任を負い、かつ所属保険会社の責任を否定した裁判例も出始めています。契約者保護・消費者保護の観点から、今後はこのような裁判例が増えてくることも考えられます。
 代協では、会員の皆様に万一の場合に備えていただくため、代理店賠責「日本代協新プラン」へのご加入をお勧めしています。
この保険は、平成14年7月1日より開始しており、すでに9,000店超の会員の方(平成21年3月現在)が加入されています。また、日本代協を契約者とする団体契約ですので、低廉な保険料となっています。
 我々のコンプライアンスが問われる時代となったことを認識し、本会は、平成13年度の事業計画に「代理店賠償責任保険の検討」を掲げ、企画環境委員会にその検討を諮問しました。平成14年2月の理事会で企画環境委員会の答申が採択され、本会正会員の皆様が万一の場合に備えていただくために代理店の保険契約者に対する賠償責任を補償する制度を導入いたしました。

※詳細は、下記バナーをクリックして「日本代協HP」をご覧ください。

日本損害保険代理業協会